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【vol.34】外出先からでもスマートフォンで操作。未来型賃貸住宅とは

2018年7月19日

夏の暑い日に「家に着いたら、すぐに冷房の効いた部屋で身体を冷やしたい」と思っていても、一人暮らしでは、実現するのはなかなか難しいです。

しかし、これを可能にする賃貸住宅が出始めています。

IoTという技術を利用すれば、外出先から手持ちのスマートフォンでエアコンを操作することができるのです。

スマホで操作

IoT」と、もうひとつの重要な情報技術である「AI」によって、新しい賃貸住宅が実現されようとしています。

インターネットを使って、住宅機器と「繋がる技術」IoT

IoT(アイオーティー)とは、Internet of Thingsの略で直訳すると「モノがインターネットに接続され、操作できる」という意味。電化製品などがインターネットに繋がることで、タブレットからカメラへ、感知センサーからスマートフォンへ、といった遠隔操作や自動通知が可能になります。

たとえば、外出時にタブレットからの操作で自宅のカメラを起動し、遠隔でペットとコミュニケーションをとれたり、窓に設置されたセンサーが感知した、激しい揺れなどの異常情報をスマートフォンに通知したりといったことが、IoTによって可能になります。

IoT

知能をもった機械「考える技術」AI

IoTと同様に注目されているのがAIです。

AI(エーアイ)とは、Artificial Intelligenceの略で、日本語では「人工知能」と呼ばれています。コンピュータが人間のような知能を持つことや、その技術のことを指します。

近年、AIは急速に普及しており、将棋やチェスで、AIが人間に勝ったというニュースを耳にしたことがある人も多いでしょう。

ロボットに話しかけたら、意志を持って受け答えをし、まるで友達のように会話する時代は、そう遠くないかもしれません。賃貸業界においても、すでに物件検索機能などでAIが活用され始めています。

IoTとAIの技術が実現する
「スマートホーム賃貸住宅」

エアコンだけではなく、家中のさまざまなモノのIoT化が進んでいます。監視カメラや冷蔵庫、カーテンなどもスマートフォンから遠隔コントロールができるようになってきています。

そうしたインターネットに繋がった、テレビやエアコンなどの住宅機器を、一括してコントロールするためのシステムも市場に出てきています。

一例としては、機械に向かって“声”で指示をすることで、さまざまな電化製品を動かすことができる「スマートスピーカー」という物を、いくつかの企業が商品化しています。

※電化製品のほうも、スマートスピーカーに対応した機種である必要があります。

スマートハウス

アパートや賃貸マンションでは、予約した日に現地に行けば、仲介業者とスケジュールを合わせなくても、自分で希望物件の鍵を開け、自由に内覧ができたり、アプリを使って複数の住宅機器を管理できたりする技術が、一部で実装されています。

今後の技術やAIの進歩により、「明日8時に起こして」とスマートスピーカーに向かって言うと、目覚まし時計が頼んでいた時間に起こしてくれたり、「ちょっと明るすぎる」と言えば、照明を少しだけ暗くしてくれたりといった、まるでSF映画のような住環境が実現に近づいてきています。

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