減価償却費とは、時の経過とともに下落していく資産について、その減価分を必要経費として計上できるものです。アパート・賃貸マンション経営では、実際には支出を伴わない名目上の経費として減価償却費を計上することによって、不動産所得を低く抑えることができます。
下表は、「建物の減価償却費の区分と法定耐用年数」です。耐用年数が長いほど、必要経費に計上できる減価償却費は少なくなります。

区分 |
法定耐用年数 |
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| 建物(本体) | 鉄筋コンクリート造 | 47年 |
| 鉄骨造(肉厚4mm超) | 34年 | |
| 鉄骨造(肉厚3mm超4mm以下) | 27年 | |
| 木造(2×4造) | 22年 | |
| 建物附属設備 | エレベーター設備 | 17年 |
| 電気設備 | 15年 | |
| 給排水・衛生・ガス設備 | 15年 | |
| 空調設備 | 13年 | |
| 構築物 | 緑化施設・庭園 | 20年 |
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15年 10年 |
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| ブロック塀 | 15年 | |
| 金属製品塀 | 10年 | |
減価償却の方法には、毎月の償却額が一定の「定額法」と、初年度の償却額が最も多く、年を経るごとに償却額が減って行く「定率法」があります。
他の所得と通算して所得税の節税を図ろうという場合は「定率法」が有利なのですが、平成10年4月以降に取得した建物(本体)については「定額法」のみが適用されます。そのため、通常は建物を「定額法」、建物附属設備は「定率法」を選択するケースが一般的になっています。