「土地を活かすリース建築経営」

土地を活かすリース建築経営

エフエー出版社より発売中 土地の有効利用と、節税・安定収入

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「土地を活かすリース建築経営」
エフエー出版発行(1988年6月13日)
定価 1,000円(税込)
東建コーポレーション株式会社
代表取締役 社長兼会長 左右田 鑑穂 著
本 書 目 次
  1. 1.到来した「賃貸住宅時代」
  2. 2.脚光を浴びるアパート経営
  3. 3.賃貸マンション・賃貸アパート経営のメリット
  4. 4.リース建築の立地条件
  5. 5.地域特性に応じたリース形態
  6. 6.アパートは近代化し、機能化する
  7. 7.新企画リース建築を検討する
  8. 8.リース建築の構造と入居者ニーズ
  9. 9.リース建築経営に必要な資金
  10. 10.リース建築資金の上手な借り方
  11. 11.リース建築経営の収支計画
  12. 12.リース建築経営にともなう税金
  13. 13.入居者募集と建物の経営管理
  14. 14.賃貸住宅の現状分析
  15. 15.アパート・マンションのネーミング

序文

最近、土地による財テク手段として脚光を浴びているのが、賃貸マンション、賃貸アパートを中心とした「リース建築」事業の経営である。

ここ1〜2年、著しい地価高騰が社会問題となっている首都圏をはじめ、都市部での異常な地価上昇傾向が全国的に目立っているが、土地を持つ人は地価が値上がりすれば資産価値が上がる、などと喜んでばかりはいられない。
 それどころか、無為に土地を持っているだけでは、かえって資産保全上に不利であり、土地の有効利用を図ることが不可欠となってきたのである。先祖から受け継いだ土地や、将来のためにと投資目的で貴重な土地を持っていても、地価の高騰にともない固定資産税や相続税の評価額がどんどん上がり、それだけ税金を払うのに苦労をしなければならないのだ。
 親が死んで相続税を支払わねばならなくなり、その金を作るために、先祖から受け継いだ土地を売らざるを得なくなったというケースも、いまや珍しくない現状である。

こうした地主受難時代を迎えて、土地を手放すことなく効果的に節税を図り、安定収入を得るとともに、資産価値を一層高めることができるのが「リース建築」事業の経営であり、その様々なメリットを知って乗り出す人が近ごろ急増している。
日本もいよいよ本格的な高齢化社会に突入しつつあるが、これから定年を迎えるサラリーマンにとって、老後の家計収入を年金や恩給、預金の利子などに頼るというのでは、あまりにも心許ない。その点、「リース建築」事業は、土地の節税対策と超低金利時代にもってこいの長期的な安定収入策として人気を集め、老後対策としても最適と言える。

土地の有効活用法として、賃貸マンションや賃貸アパート、貸店舗付マンションなどの「リース建築」が最近、止まることを知らないほどブームであり、とくに愛知県ではその着工が前年の2倍近いハイペースだ。東海地方の賃貸住宅ブームはますます高まりそうだが、まだ本当に入居者のニーズに合った快適な「リース建築」は数少ない。
それだけに、高級志向や個性化を望む入居者のニーズにマッチしたものは、テナントの人気も高く、それ自身が良き資産となる。そうしたことを考えると、これから建てる「リース建築」には、広さ、間取り、インテリア、外観デザイン、機能性などの面から、総合的な“質の高さ”が求められよう。
都市部では、地価の高騰と土地不足でマイホームを建てる夢はますます遠のきつつあり、長年にわたり住宅ローンで返済するよりは、賃貸住宅を借りて住む方が楽しいという考え方が若い人の間に定着しつつあるのも、「リース建築」経営が今後ますます有望な背景となっている。

本書は「リース建築」のパイオニア的な存在として高い実績を持ち、また建築プロデューサーとして活躍する左右田鑑穂氏が、これから「リース建築」事業を始めたいという人や、関心はあるけれども不安がある、といった人たちのために、素人でも土地で儲けられる土地財テクの手段として、長年の豊富な経験をもとに書き下ろした“成功できるリース建築経営の最新ガイド”である。

実際に「リース建築」事業を進める順序に沿って、分かりやすく解説しているため、土地を持つ人たちには独特のノウハウや的確な著者のアドバイスが役立つものと思う。
戦後最低の超低金利のうえ、マル優も廃止されて銀行預金はメリットがなくなり、財テクの主役である株式投資も乱高下を繰り返して、素人には危険でうかつに手が出せない昨今、土地という資産を十二分に活用して時代にマッチした「リース建築」経営で、その妙味を楽しみながら、ゆとりある人生を送ることが可能になってきたと言えるようだ。

昭和63年4月20日 報道取材センター代表 三浦 愛一郎

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