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【vol.63】モノをつなげば誰でも簡単!IoTで高齢者の見守り可能

2018年12月27日

IoT(アイオーティー)という言葉をご存知でしょうか。モノがインターネットにつながる仕組みのことをIoT(Internet of Things=モノのインターネット)と呼んでいます。

例えば、外出先からスマートフォンを通して、自宅のエアコンのスイッチを入れることができるというのもIoTの技術によるものです。

最近、話題のスマートスピーカーなどデジタル情報家電=モノインターネットを接続する流れが加速しています。

こうしてインターネットとモノをつなげることで、パソコンがなくてもモノを使ってコミュニケーションをするための情報伝送路が出来つつあります。IoTにできることは、大きく分けると① 離れたモノの状態を知ること② 離れたモノを操作することの2つです。

地価の上昇

「離れたモノの状態を知ること」と「離れたモノを操作すること」

IoTでは、下記の機能により、離れたモノの状態を知ることが可能です。

  • 1.環境モニタリング:温度、湿度、気圧、照度、騒音、その他を知ること
  • 2.モーションモニター:モノの動き(衝撃、振動、傾斜、転倒、落下、移動、その他)を知ること
  • 3.存在検知・近接検知・通過検知:モノの位置を知ること

これらよって、ドア、窓、戸棚、引き出し等の開閉状況を知ることができたり、留守番中のペットの行動や、不在中の自宅にある観葉植物の土壌の水分量に応じた水やりのタイミングも把握できるようになります。

さらに、IoTを使えば「離れたモノの状態を知る」だけでなく離れたモノを操作できるので、エアコンや電気をつけたり消したりはもちろんのこと、閉め忘れた窓を閉めたり、植物に水をやったり、ペットに向かって映像と共に優しい言葉をかけたりすることもできるというわけです。

また、IoTを利用すれば、パソコンを使わなくても、モノとの遠隔コミュニケーションができることから、パソコンが使えないシニア世代や子供にも様々なサービスが提供可能です。

IoTの普及で加速する高齢者の見守りサービス

例えば、ある電子機器開発会社では、テレビを活用したIoTサービスを提供しています。

このサービスは、家族がスマートフォンで撮影した孫の写真や動画を、離れた場所のテレビで見られるというものです。離れた家族が隣に住んでいるように感じられる『デジタル二世帯住宅』がコンセプトになっています。

開発理由は、親世代にはスマートフォンの操作に抵抗感があると感じたため、慣れ親しんだテレビの活用を考えたからだそうです。

地価の上昇

他にも、100歳の高齢者でも使えるようにと、簡単操作を追求し、シンプルに設計されたIoTも存在。

大きなボタン装置を設計し、そのボタンを1回押すと天気予報などが音声で流れ、離れて暮らす家族にも安否情報が通知されます。ボタンを2回押すとコールセンターにつながるという仕組み。

これら専用のIoTだけでなく、スマートフォンは、センサーや通信機能などIoTに必要な機能を多く備えており、高齢者の使用率はまだまだ低いものの、活用の可能性は見逃せません。

その可能性を活用した高齢者向けIoTも多く存在しますが、そのひとつに、スマートフォンを活用した製品が挙げられます。

画面に動物のイラストが表示され、これに話しかけると音声認識技術で内容を理解し、インターネットサービスと連携しながら天気予報や食事の献立を調べたり、家族とのやりとりができたりもします。

このように、GPS等を備えたスマートフォンでのIoTは、高齢者だけでなく子供の見守りにも活用されています。この先もIoTを使った様々なサービスが増えるでしょう。

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