建物性能

高耐震木造2×4工法 次世代型バリアフリーアパート「2×4・ユニヴァリィⅡ」

『2×4・ユニヴァリィⅡ』は、一般的に木造の弱点とされる「耐震性」「耐火性」「耐久性」「遮音性」などを強化した建物です。特に、耐震性については「耐震等級2(相当)」、耐火性については「省令準耐火構造」とし、地震や火災に対する安全性を高めています。

耐震性

木造工法の違い

「耐震等級2(相当)」の地震に強い構造体が入居者様をお守りします。

従来の木造在来工法の木造住宅が、柱や梁・筋かいなどの「軸」で構成されているのに対し、木造2×4工法は、床や壁・屋根などの「面」で構成。外部からかかる荷重を均一に分散し、優れた耐震性・耐風性を発揮します。しかも建物全体の重量が軽いため、地震の負荷を最小限に留めます。

[ 住宅性能表示制度の評価基準 ]
等級2学校 災害時に避難場所に指定されている公共施設
(例)学校、警察など

極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊などしない程度
等級1マンション 従来の一般的なマンション
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震に対して倒壊、崩壊などしない程度

「耐震等級2」とは、建築基準法が規定する1.25倍の耐震強度を備えた建物で、学校や警察などの丈夫な建物と同じ強さです。

地震保険料割引30%

耐震等級2の建物については、地震保険の耐震等級割引として、割引率30%の割引が受けられます。

※地震保険料の割引30%を適用するには、別途、申請費用が必要となります。

耐震等級 地震保険料の割引率
3 50%
2 30%
1 10%

耐火性

防火性能の高い「ファイヤーストップ構造」を採用。

ファイヤーストップ構造

床・壁の要所に『ファイヤーストップ構造』を採用。炎の燃え広がりを防ぐことができます。
さらに外壁には防火サイディング、居室壁には、防火性能の高いプラスターボードを使用。火災が発生しても延焼・類焼を最小限に防ぐことができます。

「2×4・ユニヴァリィ Ⅱ」は、省令準耐火構造に準じた仕様となっております。

※省令準耐火構造とは、住宅金融支援機構などが準耐火構造に準じる耐火性能を有すると定めた構造です。

耐久性

外壁通気工法で気になる結露も解消。

壁内部に空気の通り道を設ける外壁通気工法は、通気性を保つとともに壁内部の結露を防ぎます。
また準寒冷地仕様では、1・2階とも外壁及び天井部分に防湿気密シートを設置。室内の気密性を高め、断熱性能を向上させます。

外壁の基本構成
床下換気扇

床下換気扇

1階の床下に換気扇を設け、湿気対策を行なっています。

24時間換気機能付浴室暖房

湿気とカビの発生を防ぐ24時間換気機能付浴室暖房を標準装備。衣類乾燥から、換気・暖房・涼風まで1台4役の高機能で、浴室をいつも快適な環境に保ちます。また、寒い冬でも事前に浴室内を暖めておけるので、ヒートショックを防ぎ入浴時の安全性も高めます。

24時間換気機能付浴室暖房

遮音性

上下階の音漏れを解消

弊社オリジナルの高遮音床

2階の床下に設置した「防振ダンパー」や「受け材」、「防振吊木」などにより床の振動を抑え、木造賃貸アパートでは最高レベルの遮音性となる「LH-55」(※1)を実現(※2)しました。

  • ※1  LH-55とは、上階の歩行音(重量床衝撃音)などに対する鉄筋コンクリートスラブ厚200mm相当の遮音性能のことです。
  • ※2  国が指定する公的機関(財)建材試験センターでの測定結果により、LH-55を実証済みです。
TKS-55(東建高遮音床-55システム)

隣の住戸との音漏れを解消

界壁の強化と間取りの工夫により、隣戸間の音漏れを遮断し、入居者様のプライバシーをしっかりと守ります。
※ハイクオリティタイプとベーシックタイプのみとなります。

界壁の強化

プラスターボード

寝室やLDKが隣り合う場合、両側で6枚という高遮音性を持つ壁で音漏れを防止し、入居者様へ快適な住環境を確保します。

間取りの工夫

間取り

間取りには、隣戸間にクローゼットや水まわりを配置。遮音に配慮した工夫をしています。

東建コーポレーションの「2×4・ユニヴァリィⅡ」は、木造の弱点とされる「耐震性」「耐火性」「耐久性」「遮音性」などを強化した建物です。災害時の避難場所に指定される、学校や警察などの丈夫な建物と同じ頑丈さを誇る「耐震等級2」を実現。また、防火性能の高い「ファイヤーストップ構造」を採用し、省令準耐火構造に準じた仕様となっています。 土地活用に興味をお持ちの方は、東建コーポレーションの「2×4・ユニヴァリィⅡ」を検討してみてはいかがでしょうか。