建築施工マニュアル


ALCパネルは、仕上材の下地として用いられる。
適切な位置に正しい方法で精度良く取付けられていないと、次工程の仕上げに悪影響を及ぼすだけでなく、耐震性や構造耐力上の欠陥になる場合があるので、施工精度に注意した管理が必要となる。
基本的に2階建てアパートの場合、外壁にALC50、屋根版にALC75を採用している。
《作業フロー》
マークをクリックすると、それぞれの施工基準をご覧頂けます。
*仮設工事②: 外部足場組立
 
設計図面を確認し、工事内容(仕様、数量、寸法)を把握する。
作業日、工事内容、及び搬入方法を施工業者と打合わせし、決定すると共に、使用材料の手配を行う。
ALC施工業者が作成した施工図を設計図面と照合し確認の上、承認する。
原則、工場製作前には施工図の承認を行う。
取付開口下地に基準となるレベル墨を出す。
レベル墨は、フロアー毎に統一墨が望ましい。