|
下地 |
|
|
・ |
タイル張りに先立ち、下地の浮き、不陸を検査し不良箇所を補修する。 |
|
|
・ |
タイル割り付け計画に基づくタイルの仕上がり墨、水平墨に従いモルタルで下地調整をする。 |
|
|
・ |
ALCに張る場合は、剥離防止の為ALC用セメント下地材を使用し、下地塗厚は5mm~7mmとする。
|
|
張り付け |
|
|
・ |
張付けの順序は、目地割りに基づき水糸を引通しておきコーナー部、開口部周り
に用いる役物タイルなどの基準タイル張りを先に行う。 |
|
|
・ |
一般部は、上部から下部へ張り進める。 |
|
|
・ |
張付け面積の大きい場合は、15㎡以下に伸縮目地で区画する。 |
|
|
・ |
張付けモルタルの1回の塗付け面積は3㎡程度とする。 |
|
|
・ |
張付けモルタルの調合比(容積比)はセメント1に対して細骨材2~2.5とする。 |
|
|
・ |
張付けモルタルには、混和材を用いる。混和材は、モルタルの乾燥を防ぎ接着力の強化、作業性を向上させる。
|
|
|
・ |
あらかじめセメント及び細骨材を十分空練りした後、加水して練り混ぜを行う。 |
|
|
・ |
張付け用モルタルの塗置き時間は、10分以内とする。
|
|
目地詰め |
|
|
・ |
伸縮目地材は、ポリサルファイド系のシーリング材とする。(防水業者) |
|
|
・ |
目地詰めは、張付け用モルタルの硬化後なるべく早く行う。 |
|
|
・ |
目地詰め後、タイル面の清掃をなるべく早く行う。遅くなるとセメントのアクが出やすい。
|
|
|
・ |
目地詰めは入念に行ない、部分的な詰め忘れがない様にする事。空目地は避ける。 |