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[4] |
ウレタン防水材の攪拌混合 |
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1. |
ウレタン防水材の攪拌混合は、主剤と硬化剤を攪拌容器に所定量取り出し、低速回転型の高トルク電動攪拌機を用いて充分に混合する。(攪拌時間の目安 3分~5分以上) |
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2. |
攪拌混合は攪拌機を上下左右に動かし隅々まで混合させる。特に容器の缶底、缶淵は攪拌不良を生じ易いので充分に攪拌混合する。 |
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3. |
冬場などでレベリング性が悪い場合はトルエンを用いて希釈することができる(5%以内)
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クロス補強処理 |
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1. |
階段、廊下、バルコニーの入隅部及び目地部に、攪拌混合したウレタン防水材を規定量(0.3kg/㎡)塗布しクロスを張付ける。(クロス幅=150mm) |
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2. |
クロス張付け直後、上から軽く押え、浮き、しわなどがない様に注意する。 |
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3. |
クロスの重ね幅は50mm以上とする。
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ウレタン防水材の塗布(防水層 1層目) |
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1. |
ウレタン防水材塗布前に、クロス補強した部位にクロスの耳が反り上がっている場合はカッターなどで平滑になる様に除去する。また、ゴミ、小石などを綺麗に除去する。 |
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2. |
攪拌混合したウレタン防水材(1:2配合品 比重1.4)を規定量、金コテ、ローラー刷毛などを用いて、塗り残し、塗りムラのない様に均一に塗布する。(1.0kg/㎡)尚、立上り部は専用のウレタン防水材(1:2配合比重1.3)を使用する。
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ウレタン防水材の塗布(防水層 2層目) |
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1. |
2層目のウレタン防水材の塗布前に、1層目のウレタン防水層に硬化不良、膨れがないか確認する。異常がある場合は補修を行う。 |
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2. |
所定の塗り重ね時間を超えている場合は専用の塗り重ね用プライマーを規定量(0.1kg/㎡)塗布し指触乾燥時間後、2層目のウレタン防水材塗布作業を開始する。 |
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3. |
攪拌混合したウレタン防水材(1:1配合品 比重1.2)を規定量、金コテ、ローラー刷毛などを用いて、塗り残し、塗りムラのない様に均一に塗布する。(1.5kg/㎡)
尚、立上り部は専用のウレタン防水材(1:2配合比重1.3)を使用する。
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