建築施工マニュアル


4.シャッター
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  [1] 種類
    シャッターは、スラットの厚さによって重量シャッターと軽量シャッターに分けられる。
   

軽量シャッターは通常スラットの厚さが0.5mm、0.6mm、0.8mmのものがある。

  [2] 2種防炉
    軽量シャッターを乙種防火戸とする場合には、実厚0.8mm以上とする。
    重量シャッターは、上記厚みの0.8mmより厚いものをいう。

  [3] 錆止
    溶接個所は、作業終了後、錆止めを塗布する。

  [4] 承認図のチェック事項
    業者の提出する承認図を次項についてチェックし承認する。
    スラット巻き込みボックスの位置(屋外側、屋内側)
    スラット巻き込みボックスの位置(天井仕上がり位置)
    ガイドレールの位置(壁からの出入り)
    ガイドレールの位置(床仕上がり位置)

  [5] 錆止
    取付け作業に使用する脚立などについては、法令で定められた規定のものを使用し、転倒、 転落しないよう安全に気をつける。
    取付け作業は溶接を伴うので可燃性のある資材、ゴミなどを片付けてから作業する。


 
 
スラット厚さによる区分<


 
防火など級による区分

 
遮煙性能による区分

 
  取付け個所の袖壁に床、天井仕上がり水平墨を付ける。
  上部シャッターケース取付け部分に間口方向の芯墨を付ける。
  ガイド゙レール、上部巻き込みボックスを溶接、ビスで止め付ける。
  溶接個所は、錆止め処理をする。