建築施工マニュアル


3.舗装/路盤
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  路盤の厚さは、表1粒度調整砕石の粒度範囲(JIS A 5001)に示す。

  1層の仕上り厚さは200mm以内を標準とし、これを超える場合には2層に分けて施工し、上側を上層路盤、下側を下層路盤と呼ぶ。

 
 
粒度調整砕石の粒度範囲(JIS A 5001)


  砕石はJIS A 5001(道路用砕石)を使用し、粒度範囲は表1粒度調整砕石の粒度範囲(JIS A 5001)、表2単粒度砕石及びクラッシャランの粒度範囲を参照。

 
 
単位度砕石及びクラッシャランの粒度範囲(JIS A 5001)


  粒度砕石とは、路盤材料として良好でない砕石を2種類以上混合し、所定の粒度範囲を確保した砕石である。

  路盤は全層にクラシャランを使用。但、透水性舗装に使用する路盤材料は透水性の高いものとし、再生材は使用してはならない。


 
  路盤は表層の荷重を支持、分散して路床に伝達する役目である為、荷重を均などに分散させ、一様な支持力を得られるように施工する。

    路盤材料は積込、運搬中などに分離しないよう注意する。
    路盤材料が乾燥のし過ぎないように、適時散水することが望ましい。
    締め固めは8t以上のマカダムローラ、8~20tのタイヤローラなど同など以上の効果のある締め固め機械2種以上使用を塀用、所定の形状に仕上る。
    簡易な部分の締め固めは、振動ローラ、ソイルコンパクタなどを使用することが出来る。