建築施工マニュアル


造作工事は壁、天井、床などの下地を作ります。
壁、天井、床としての強度も求められ、組立て、取付方法は仕上りの施工精度と共に重要です。壁、天井の下地は木あるいは軽量鉄骨で組立て、仕上げ用の下地としてプラスターボードや合板をビス止めあるいは釘止めする。
また、床の下地は木で組んで合板をビス止めあるいは釘止めする。仕上げ用の下地の施工精度は直接、内装工事の仕上りに影響するので、高い施工精度の管理が求められる。
工事は、設備工事や窓枠、玄関枠、木製建具枠などの取付や設備機器、下駄箱などの下地や据付家具の取付も同時に行うので、取合が多く、互いの調整が必要です。
《作業フロー》
マークをクリックすると、それぞれの施工基準をご覧頂けます。
*設備工事③: 室内の設備配管及び電気配線工事
 
 
設計図面を確認し、工事内容(仕様、数量、寸法)を把握する。
特に建具、ユニット家具の色の確認は注意する。
作業日、工事内容、及び搬入方法を業者と打合わせし、決定すると共に、使用材料の手配を行う。
材工別の業者への発注となるため、作業日に合わせて納入業者に使用材料の手配を行う。
基準となる通り墨、及びレベル墨を出す。