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[4] |
打込み |
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1. |
運搬及び打込みの際に水を加えないようにする。 |
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2. |
圧送に先立ち、富調合モルタル、セメントペーストなどを圧送して、コンクリートの品質の変化を防止する。
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3. |
コンクリートの種類、1日の打込み量、立地条件などを考慮し、ポンプの台数、材種を決定する。
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4. |
打継ぎは、できるだけ少なくなるようにし、応力の小さいところで打継ぐことが必要である。又、梁の付け根で打継がないこと。
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[5] |
締固め |
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1. |
気泡、じゃんか、不充填部などをおこさない為に、棒形振動材あるいは型枠振動材を用いて十分締固め、密実なコンクリートとする。
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2. |
振動材は、鉄筋、鉄骨などに触れないように差し込む.。
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[6] |
養生・補修 |
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1. |
寒冷期においては、コンクリートを寒気から保護し、打込み後5日間以上は、コンクリート温度を2℃以上に保つ。 |
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2. |
コンクリート打込み後、初期凍害を受けるおそれのある場合は、初期養生を行う。 |
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3. |
コンクリート打込み後、セメントの水和熱により部材断面の中心部温度が外気温より25℃以上高くなるおそれがある場合は、温度応力による悪影響が生じないような養生を行う。 |
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4. |
打込み後のコンクリートは、普通ポルトランドセメントまたは混合セメントのA種の場合5日間以上、高炉セメントB種の場合7日間以上、散水その他の方法で湿潤に保つ。また、気温が高い場合または直射日光を受ける場合には、コンクリート面が乾燥することのないようにする。 |