建築施工マニュアル


3.ガラス
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  ガラスの種類・厚さは使用個所、用途、法令によって決定する。
  ガラスは衝撃に弱く割れると飛散し、また割れた部分も鋭利で危険なため取り扱いには十分注意する。
  ガラスは極力単体で搬入せず、建具などに組み込んで行う。


 
  [1] 板ガラス(フロート板ガラス及び磨き板ガラス)
    A級品、B級品…… 泡、傷などによりなど級を、定めている。
        A級品は高級鏡用、B級品は建築用・車輌用

  [2] すり板ガラス
    フロート及び磨き板ガラスにすり加工を施したもので不透明である。
 
厚さ及び許容差(1)

  [3] 型板ガラス
    火造りのまま片面に型模様のあるガラス
 
厚さ及び許容差(2)

  [4] 網入型板ガラス

  [5] 網入みがき板ガラス
 
厚さ及び許容差
 
厚さ及び許容差(3)


  [6] 合わせガラス
    2枚以上の板ガラスを中間幕を挟み、全面接着したもので、外力の作用によって破損しても 中間幕によって破片の大部分が飛び散らない様にしたもの。

  [7] 強化ガラス
    強化ガラスとは、板ガラスを熱処理して、ガラス表面に強い圧縮応力層を作り、破壊強さを増加させ、かつ破損した時に、細片になる様にしたものである。

 
  はめ込み溝は、十分清掃を行う。
  ガラス押えは、シーリング押えとする。
  網入りガラスの切断面のワイヤーは錆止め塗布する。
  ガラス取付け後は、危険表示シールなどを貼り安全、破損に注意させる。