建築施工マニュアル


安全衛生管理
電気災害の防止
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アースの設け方
【1】 電動機械器具はアースを確認した後で使用する。
 
漏電遮断装置を経由した時。
└ 接地抵抗100オーム以下
漏電遮断装置を経由しない時。
└ 接地抵抗25オーム以下


【2】 危険な場所(湿潤な所、鉄板鉄骨上など)では100Vでも必ずアースをしなければならない。(建設作業場は全般とする)


【3】 接地線の色は緑とするが、やむを得ない場合は緑と黄のしま模様でもよい。


【4】 接地側電線の色は白とするが、やむを得ない場合は薄い灰色でもよい。
アースの設け方
※注意事項
構内配線(特に足場廻り)の被覆の破損による感電ショックで墜落事故が発生する。配線の状況、欠損などは常に注意が必要。
電気溶接機は電圧も強く、危険度が高いので電撃防止装置の完備したものでなければならない。また、キャップタイヤーの溶接機取付部、中間のジョイント部分は絶縁保護カバーを必ず付けたものを使用する。

スイッチボックス
[ 分電盤取扱いの注意 ]
【1】 正常なヒューズを取付ける。
【2】 タコ配線をしないこと。
【3】 スイッチカバーは取り除かないこと。
【4】 歩道に面した所では必ず施錠する。
【5】 作業所内1m以上、公道2.5m以上の高さにすること(法による規制はないが、関係者以外の開閉を禁止するため)。
【6】 送電先を明示。(電気行先表示)
【7】 取扱責任者を明示。
【8】 点検は必ず停電してから行うこと。
スイッチボックス


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