保証協会（ホショウキョウカイ）

「保証協会」とは、宅地建物取引業者を社員(会員)とし、国土交通大臣の指定を受けた社団法人のことである。「保証協会」の役割は、所属する宅地建物取引業者（社員）が宅地建物取引業の取引において発生する苦情・問題を解決することなど。その主な業務内容には、問題解決のため、取引で生じた債権の弁済などを行なうことが含まれている。保証協会は、全国に2つ存在しており、ひとつは「(社)全国宅地建物取引業保証協会」、もうひとつは「(社)不動産保証協会」だ。前者は入会費用が安く、営業開始までの手続きが早いというメリットがあるが、政治連盟への加入が必須条件となっている。それに対して、後者の不動産保証協会は、供託として1,000万円という高額の営業保証金が必要となる。