居住性能（キョジュウセイノウ）

「居住性能」とは建築物の性能は大別して、安全性、耐久性、居住性、及び経済性の四大性能に区分される。このうち居住性能はおもに住み心地に関連する性能を言う。具体的に入居者が求める居住性能としては「遮音性」があり、特に集合住宅の入居者にとって、上下階の騒音は日常的な問題だ。「高断熱」は入居者の光熱費負担が少なく、経済的な生活が提供できる。「結露防止」は、建物の内部結露による、小児喘息、アトピーの遠因とも言われている結露を防止する。「耐震性」は、大きな地震から入居者の生命と財産を守るもの。「耐火性」は、アパートの他の入居者が出した火災でお互いに被害を受けない建物であるか。これらが快適な居住空間を提供するための条件となる。