分割発注（ブンカツハッチュウ）

「分割発注」とは、規模の大きな工事のときに実施される発注方式のこと。分割するときの明確な基準はないが、施工に関して明確に分割できることが必要だ。中小建設業者の発注機械を確保することを目的として行なわれることがある、公共工事の鉱区や工程を再分化して多くの業者に発注される。中小企業者の受注機会を増やすことを目的として制定された「官公需法」という官公需について中小企業の受注の確保に関する法律の制定後、公共工事の分割発注が行なわれるようになった。公共工事は規模や技術力などにより業者をランク付けして発注するのが普通であるが、例えば1kmの道路工事の際に、上位企業1社に発注せずに、100m単位で分割発注し、下位ランクの企業にも仕事を発注するようにする。