防水材料（ボウスイザイリョウ）

「防水材料」とは、耐水材料のうち、水の浸透を防ぐための材料で、防水層に使用される物のこと。透水性の少ない材料として、アスファルトやアスファルトフェルト、モルタル、屋根防水用塗膜、水ガラスなどがある。防水材料は、耐水材料に比べて耐水性の短い物も含まれるため、修繕や維持管理が必要な物もが多い。防水工事には大きく分けてメンブレン防水と、シーリング防水がある。メンブレンとは膜のことであり、メンブレン防水工事とは不透水性の防水材料を防水の必要な部位に加工すること。シーリング防水工事に使われる防水材料としては、ビルや住宅などの外壁部材の隙間にある目地や、その他の建築部材の隙間において機能上、水密性や気密性が求められる場合に、隙間に詰める物である。