木製保護着色塗料（モクセイホゴチャクショクトリョウ）

「木製保護着色塗料」とは、外装仕上げ用塗料の一種で、木製窓などで、長期間外気にさらされることによる風化を防止するために塗布する塗料のこと。亜麻仁油、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂に耐久性を増すため、光劣化、防腐、防虫、防カビ、撥水に対する薬剤と顔料が配合された、造膜タイプと含浸タイプがある。クリアの物は耐候性が悪い。塗料の色は数種あり、調合することでさらに多くの色を作ることが可能だ。造膜タイプは高光沢である。含浸タイプの物は表面に塗膜を作らず低光沢の仕上がりに。また含浸タイプは撥水性が高く、素地の通気も妨げないという特徴があるが、造膜タイプは一般塗料と同じレベルである。