優先取組み６物質（ユウセントリクミロクブッシツ）

「優先取組み6物質」とは、建物の室内の空気汚染対策で、優先して取組む必要のある6種の汚染物質のことを言う。（1）ホルムアルデヒド （2）トルエン （3）キシレン （4）木材保存材（木材の防腐，防虫を目的とした薬品） （5）可塑材（塩化ビニル等の材料に柔軟性を与える、あるいは加工しやすくするための物質） （6）防蟻剤（白蟻による被害を防ぐための薬品）がある。平成10年4月、住宅・建築省エネルギー機構、現在の（財）建築環境・省エネルギー機構では、化学物質による室内空気に関する指針として、「室内空気汚染の低減のための設計・施工ガイドライン」及び「室内空気汚染の低減のためのユーザーズ・マニュアル」をそれぞれとりまとめ公表している。