三角スケール（サンカクスケール）

「三角スケール」とは、1：1以外の尺度で描かれた図形を、実際の大きさで計測するための定規のこと。側面が三角形になっていることから、三角スケールと呼ぶ。各辺に2種類ずつ、合計6種類の縮尺目盛りが付いている。材質は30cm尺の物は竹、15cm尺の物はプラスチックの物が多い。建築士や土地家屋調査士など、職種ごとに使用する図面の縮尺が異なるため、それぞれに合った三角スケールがある。建築士用は、1／20、1／50といった比較的大きな目盛りの物を使う。一方、土地家屋調査士用の三角スケールは、建築図面や公図などの土地の図面を測定できるように、1／500や1／600の縮尺の物が用いられる。