日影規制（ヒカゲキセイ）

｢日影による中高層の建築物の高さ制限」の略。
昼間の日影時間による中高層建築物の高さ制限を行なうことにより、住居系用途地域、近隣商業地域、準工業地域または無指定区域における日照を確保するのが目的である。地方公共団体が条例で指定する区域内で、一定の高さ以上の建築物が敷地外に一定時間以上の日影を生じさせることを制限するものである。
その内容は敷地境界線から5m超、10m以下離れた場所で、冬至の日の午前8時から午後4時までの間に日影が生ずる時間が、2?5時間、10m以上離れた場所で1.5?3時間（いずれも地方公共団体が指定する時間）以上になってはならないと言うものである。