遺産分割協議書（イサンブンカツキョウギショ）

「遺産分割協議書」とは、遺産分割の方法について内容を記した書類のこと。相続人同士が話し合いの結果合意した内容が記されている。内容として合意することができれば、法定相続人や遺言と異なる分割も可能。遺産分割協議書には、時期や方法、内容といったことが記されており、相続族財産取得者が相続登記をするときに、登記原因証書としての役割を果たすことになり、必須の書類となる。遺言があった場合、相続執行人が指定されていない条件の下で、相続人全員に不服があるといった場合には、作成することになる。そのため、相続執行人が指定されている場合には作成されない。相続人全員が参加していないということでも無効化されてしまう。行方不明といった原因がある場合には、相続管理人が必要になる。