買い換え特例（カイカエトクレイ）

「買い換え特例」とは、自宅を買い換える場合に受けられる特例のこと。売却した金額と同じか高い物件を購入した場合に、譲渡益に対して発生する課税を繰り延べることができる制度。買い換え特例では、安い物件を購入した場合にも、その差額について課税がされるが、譲渡所得税よりも税率が低くなる。自分が住んでいなくても、3年以内であれば適用される。正確には、3年目の12月31日までのため、注意が必要だ。所有期間も1月1日時点で10年以上でなければならず、通算で10年以上になっている必要がある。さらに平成29年12月31日までに売却しなければ適用されない。特例を受ける場合には、前々年に3,000万円特別控除や、分離課税の特例を受けていないことが必要となる。