隠し丁番（カクシチョウバン）

「隠し丁番」とは、扉を閉めたときに、まったく見えないようにすることができる丁番のこと。家具に使われていることが多い。丁番は、扉や戸を開閉させるために必要な支持金物部品であり、蝶番やヒンジと呼ばれる物も丁番である。隠し丁番を使うことによって、外から金物が見えたりすることがなくなるため、家具に使ったりすればデザインを損なうことがなくなる。意匠的に考えても、主に家具に使われている素材だけを前面に出すことができるようになるため、すっきりさせるということでも隠し丁番を使う意味は大きい。扉や戸の重さを支えることにもなってくるため、重量によって適切な隠し丁番を選択することが重要となるため、超重量用隠し丁番といった製品まである。