境界杭（キョウカイクイ）

「境界杭」とは、境界をはっきりさせるために打たれた杭のこと。その性格上、簡単に壊れたりすることがないよう、石やFRPなどで作られていて、金属製の物もある。境界は土地と土地の境目ではあるが、何か線が引かれているわけではない。登記上でははっきりとしているが、見た目でも分からないことがほとんどのため、杭を打ってはっきりとさせる必要が出てくる。この境界は、同一番地内には存在しない。通常、折れ点に設置し、境界杭同士を結ぶことで境界線を判断できる。境界杭を見えなくすることは、刑法上の罰則が存在し、5年以下の懲役、または50万円以下の罰金に処されるため、勝手に撤去できない。