計画換気（ケイカクカンキ）

「計画換気」とは、換気装置を用いて、計画的に住宅内の空気の流れをコントロールすること。どんな道筋を通るのかを明確にしつつ、汚れた空気を排気し、新鮮な空気を取り入れていく。湿度や温度は一定に保つことが求められるが、背景として高気密住宅がある。気密性を高めたことによって、冷暖房の効率を挙げられるようになった反面、自然換気はできなくなっていった。そこで、24時間計画換気を行なわなければならない。基本として、寝室などから空気を取り入れて、浴室やトイレ、キッチンなどから排出していく。もともとある排気システムを活用することによって、自然と換気ができるようになる。強制的に行なうことが求められることもあり、どういったシステムを取るのかによって、第一種換気から第三種換気まで分かれている。