スェーデン式サウンディング（スェーデンシキサウンディング）

「スェーデン式サウンディング」とは、地盤調査として、安価でおこなえる方法のこと。安価なだけではなく、設備を小型に収めることができるようになるため、敷地が狭くても試験をできるようになる。回転する鉄の棒の頭部に重りを付けていく。重りの荷重によって、どれだけ貫入りするのかを計測。貫入が止まった段階で、回転を加えていきながらねじ込んでいくが、25cmごとにねじ込むまでいったい何回転かかったのかによって、地盤の強度を判断できる。荷重は1kNであり、100kgが最大となる。スタートは15kgであり、25kg、75kg、100kgと荷重を増やす。ボーリングに比べると、精度は落ちてしまうが、小型の建築となる木造三階建程度までであれば、この精度でも問題はない。大型建築物には、この精度の問題で用いられることはない。