暖房負荷（ダンボウフカ）

「暖房負荷」とは、室内で暖房を使っているときに一定の温度に保つために供給しなければならない熱負荷のこと。室内の暖房の熱は、外気が冷えてしまっていることで外に逃げていってしまう。室内の温度を一定に保つことを考えた場合、逃げていった熱の分を供給しなければならない。室内の空気の温度ということに注目した物であり、床が冷えているといったことだけで考えるのではなく、これが室温に影響して初めて暖房負荷となる。室内の熱の多くは、窓などから逃げていってしまう。これを冷やすということで冷房に当てはめた物が、冷房負荷と呼ばれる。暖房負荷を考える場合、湿度も重要な関係性を持ってくるため、同時に水蒸気による潜熱も考慮しなければいけない。