電気用品取締法（デンキヨウヒントリシマリホウ）

「電気用品取締法」とは、電気用品の製造販売を規制する法律のこと。粗悪な製品を製造、販売できないようにすることによって、火災や感電といった危険を発生させないようにすることが目的。甲種電気用品取締法と、乙種電気用品取締法に分かれているが、特に危険な物を甲種としている。これは、構造にも関する部分であり、使用用途だけではない。通称は電取法と呼ばれるが、電気用品安全法を改題して改正施行されることとなった。ところが、旧来の表示の電気用品を販売させないなどの規制が発生し、PSE問題にも発展することになる。社会問題ともなり、旧電取法の表示しかない製品であっても、同等とみなし販売ができるようになった。