電流（デンリュウ）

「電流」とは、電子の流れのことで、電気が流れる量を表している。単位はアンペアで、Aで表される。電流でもっとも危険なことは、感電だ。電圧にも左右されるが、大きな電流が流れると感電することになり熱傷を引き起こしてしまう。人間が感電死する電流は50mAとも言われており、電圧の高低よりも重要な意味を持つ。電気を使用する場合には、電力会社とあらかじめ契約電流を取り決める。一般的な家庭の場合には30A〜50A程度。オール電化などの場合には60Aにすることもあるが、基本料金は上昇する。分電盤を見ると、契約電流に合わせたブレーカーが設置してあるため、簡単に判別できるようになっており、契約した量より大きくなればブレーカーが落ちる。