２面接着（ニメンセッチャク）

「2面接着」とは、シーリング工事で行なわれる工法のこと。接着面が2面になっているところが特徴。目地にシーリング材を充填する場合には、底面に接着させてしまうと、目地の伸縮に対して追従することができなくなってしまう。そこで、底面には接着しないように2面接着することで、目地の伸縮に対してシーリング材の弾性効果を発揮できる。2面接着させるためには、底面に接着させずにシーリング材を詰め込み充填させなければならないため、そのままでは3面接着になってしまう。そこで、目地底にボンドブレーカーを貼りつけたり、バックアップ材と詰め込んだりしてシーリング材を充填していく。これにより縁を切ることができるようになる。