ポリマーコンクリート

「ポリマーコンクリート」とは、有機高分子材をコンクリートの材料の一部で代用したもののこと。レジンコンクリートとも呼ばれる。セメントにない性能を持っている材料である反面、コストは増大してしまう。ポリマーコンクリートの中には、ジオポリマーなどと呼ばれるセメントを使わずに、有機高分子材に入れ替えてしまったものも存在する。コンクリートと比較した場合、引張強度や曲げ強度、防水性といったところで改善が見られる。緻密な構造を作り出すことができるため、高い防水性を示す。人造大理石で使われたりするほか、耐水性を利用してライニングに利用することや、U字溝に用いられることもある。