目線（メセン）

「目線」とは、自然に通す視線のこと。目の高さのことも目線と呼ぶ。もともとはテレビや演劇関係で使われていた言葉だ。視線とほぼ同じ言葉で使われているが、意図的に行なわれないものは視線として区別されていることが多い。ある立場から見ることは目線であり、特定のポイントを指していることもある。視線は特定のポイントを指さないことで区別することもできる。見ている方向を指していくことになるため、捉え方などに大きな影響を与えていく。商品を陳列したりインテリアを構成したりする場合には、設計の段階から意図的にコントロールすることによって、空間に対して設計者の強い意識を与えることができるようになる。