ユニット鉄筋（ユニットテッキン）

「ユニット鉄筋」とは、事前に溶接加工されてくみ上げられている鉄筋のこと。工場で加工しておくことで、精度を高めることができるようになる。現場での加工が行なわれないことから、施工に対する時間の節約に。柱や梁といった構造材で用いられることが多いが、外壁や床といった場所に使う鉄筋でも使われるようになってきた。ユニット鉄筋にも共通することとして、ユニット工法は、工場で生産することによって、品質の均一化を図ることができるところにある。生産性ということを考えても現場よりもはるかに高くなり、大量の供給もすることができるようになる。問題点として、重量が大きくなると、積み下ろしに時間がかかるようになり、クレーンなどの大型工作機がなければできない。