土地家屋調査士（トチカオクチョウサシ）

土地家屋調査士とは、他人の依頼を受けて、不動産の表示に関する登記に必要な調査・手続きをすることを生業とする人。登記を前提として、土地や家屋の現況調査や測量、土地の境界立ち会いも行なう。また、その後の申請手続きや審査請求手続きも行なうことができる。土地家屋調査士は、土地の分筆登記や合筆登記、地目変更登記、地積更正登記などの手続きについて、代理で登記申請することが可能。土地家屋調査士試験に合格した者か、法務局または地方法務局において通算10年間以上不動産表示に関する登記事務に従事した者が、土地家屋調査士になることができる。どの場合においても、法務大臣が土地家屋調査士業務を行なうことに必要な知識と技能を有することを認定しなければならない。