分筆・合筆（ブンピツ　ゴウヒツ）

分筆・合筆とは、法律上有効な形で土地を分けること、もしくは合成させることである。土地の単位の表現方法として、筆（ふで）というものがあり、一筆（いっぴつ）、二筆（にひつ）と読ませるが、これは登記簿上一区画として扱われている土地の単位を表している。この二筆以上の土地をひとつに合わせることを合筆と言い、一筆の土地をいくつかに分けることを分筆と言う。筆ごとに地番が作られることになっているので、「○○町1番地」と言うように表現されている一筆の土地は、分筆されると「○○町1番地の2」と言うように細かく表記されていく。分筆・合筆により番地が変わるので、番地以降の数字が多いほど、分筆された経歴が多い土地ということになる。