オルタナティブ投資（オルタナティブトウシ）

「オルタナティブ投資」とは、「代替投資」のことで、伝統的資産とされる上場株式や債券ではなく、それ以外の資産へ行なわれる投資のこと。農産物、不動産、天然資源、未公開株式、ヘッジファンド、先物、デリバティブ（金融派生商品）など多岐にわたる。株式・債券などとは値動きが異なることから、海外では分散投資先として選択されることも多く、機関投資家や年金基金の運用先として良く利用されている。投資信託の運用先として、個人投資家向けに小口化された物も存在。運用には高度な専門知識が必要であり、総じてハイリスク・ハイリターン型の投資であるとされるが、安全性が高い代わりに運用収益もその分低めというファンドもある。