特別業務地区（トクベツギョウムチク）

特別業務地区とは、地方自治体が指定する特別用途地区のひとつ。幹線道路沿いなどの交通至便な地区に、倉庫、トラックターミナル、工場などの集約的な立地を図る目的で指定され、多くは準工業地域の中に位置する。 特別業務地区には、第1種と第2種がある。第1種は、倉庫やトラックターミナルなど、物流の拠点となる施設が集中する地域。この地域では教育・医療・風俗関係施設などへの規制が強化される。第2種は、卸売業務や自動車サービス機能の増進と環境維持のために指定された地域。自動車修理工場やガソリンスタンド、ドライブインと言った沿道業務施設が集中し、一般工場に対する商業地域の規制が強化される。