ビオトープ

ビオトープとは、生物空間、もしくは生物生息空間のことである。生物群集が生息している場所のことを言う。また、生物が生息しやすいように環境を改善することを指すこともある。また、ビオトープの他に、バイオトープと呼ぶことも。語源はギリシャ語で命という意味のbioと場所という意味のtoposから成っている。人工的に造った池などではなく、身近にある森林、草地、河川、河原、池、湖、沼、海、干潟など、ある地域に元来いる生き物が、ある程度まとまって生息している場所のことだ。ビオトープの種類によって生息する生き物も異なる。日本の場合、南北に長く、海岸に近いゼロメートル地帯から数千ｍの高い山があるため、全く同じビオトープはないに等しい。