非常警報（ヒジョウケイホウ）

「非常警報」とは、異常を感知したときに教える警報装置のこと。火災警報装置などが非常警報装置と言える。火災を感知したときに、自動で知らせる物もあるが、手動で発信機を操作することで知らせることも可能。火災警報設備の中には、ガス漏れや漏電感知といった物も含まれ、火災警報設備の場合、消防機関に通報できるようになっている物もある。もっと広義で「非常警報」をとらえた場合、放送設備を使い危険を知らせる設備のことを指す。こうした装置を働かせることにより、危険である状態をいち早く知らせることができ、避難を促すことができる。大規模施設では、大人数が収容されているため、サイレンなどを鳴らすとパニックになることが考えられる。そのため、サイレンは鳴らさず、音声による誘導のみにする必要がある。