ミキシングバルブ式水栓（ミキシンクバブルシキスイセン）

「ミキシングバルブ式水栓」とは、混合水栓のことで、お湯と水が混ざってひとつの口から出る仕組みの水栓を指す。ハンドル部分のタイプによって名称が異なり、ハンドルが2つある物をツーハンドル混合栓、ひとつにまとまっている物をシングルレバー混合栓と呼ぶ。ツーハンドルの仕組みは単水栓と同じで、流量、温度共に両側に付いた湯と水のハンドルによって調節が可能。シングルレバーの場合、バルブと連動したひとつのハンドルで流量、温度を調節することができる。シングルレバーに比べて操作は簡単で、「ミキシングバルブ式水栓」として普及が進んでいる。浴室などでは、給湯温度や水圧が変わるとやけどをしたりする危険性があるため、サーモスタット混合栓が使われるようになった。自動温度調節機能が付いており、吐水温度をほぼ一定に保つことができる。