エンボス加工（エンボスカコウ）

「エンボス加工」とは、模様を彫刻したロールを加熱しながら圧着し、紙・布・皮革・樹脂・金属などの表面に凸凹の模様を型押しすること。住宅の内装に用いられる床材や壁紙などの表面を「エンボス加工」する方法としては、型押しによって凸凹を付ける「テクニカルエンボス」と、化学薬品を使い塗布した部分の発泡を抑えて凸凹を付ける「ケミカルエンボス」が存在。「エンボス加工」はキッチンのワークトップ、クッションフロア、アルミフェンスなどに良く用いられ、また、「エンボス加工」された特殊加工化粧合板は家具や内装材に使用されている。なお、「レリーフ」やプレス機により不規則な模様を付ける「モアレ加工」もエンボス加工の一種である。