環境共生住宅（カンキョウキョウセイジュウタク）

「環境共生住宅」とは、環境と共生する生活環境を実践できる住宅やその地域環境のこと。地球環境を守り、保つという観点から、エネルギー・資源・廃棄物などに配慮し、周りの自然環境と調和し、住む人が積極的にかかわり、健康で快適な生活ができるようにされている。このように、「環境共生住宅」は環境問題への取り組みに役立っている。例えば、住まい・街づくりのライフサイクルにおける省エネルギー性を高めて、自然・未利用エネルギー利用を図ることにより、地球温暖化を緩和。住まい・街づくりのライフサイクルにおける資源の有効活用を促進し、長期耐用・メンテナンスも含めた物づくりにより、資源枯渇の防止にもなる。敷地や周りの環境の気候風土、生態、人文環境を理解して、その地域に調和した住環境をつくることにより、その風土を保ち、伝えていくことにも貢献している。また、健康・快適性を重視し、質の高い住宅の供給にも役立っている。