政府税制調査会（セイフゼイセイチョウサカイ）

政府税制調査会とは、内閣府に置かれた数ある審議会のなかのひとつ。「税制調査会」と呼ばれる審議会は各政党に置かれている場合もあるため、それらと区別するため内閣府に置かれたものを特に「政府税制調査会」、政党にあるものは「○○党税制調査会」と呼ぶ。「税制調査会」は「税調」とも言い、報道などでは「政府税調」などと表記される。政府税制調査会では、内閣総理大臣の求めに応じて有識者や関連機関などを招集。租税制度に関する調査や審議が行なわれる。この政府税制調査会で調査・審議された内容に法的な決定権はないが、立法や国会審議における参考資料として扱う。戦後すぐに設置された税制調査会だが、これまでに廃止と設置が繰り返されてきた経緯がある。