生命保険金（セイメイホケンキン）

生命保険金とは、生命保険の死亡保険金または満期保険金などの名目で受け取ったお金のこと。保険料の負担者と保険金受取人が誰であるかといった契約内容によって、課せられる税金の種類は異なる。死亡保険金の場合で、被保険者自身が保険料を負担し受取人が別人の場合（死亡した父が保険料を負担しており、子が保険金を受け取った場合など）は相続税が課税。一方、保険料を負担していた人と保険金の受取人が同一であった場合（保険料を負担していた子が、死亡した父の保険金を受け取った場合など）は所得税となり、死亡保険金を一時金で受領した場合には一時所得、年金で受領した場合には雑所得。保険料を負担していた人と保険金の受取人が異なる場合（死亡した父の保険料を母が負担しており、子が保険金を受け取った場合など）には、贈与税が課せられる。