税理士の仕事（ゼイリシノシゴト）

税理士の仕事は、税金にかかわる業務を中心として多岐にわたる。代表的な業務は「税務代理」。これは納税者の代理として確定申告や青色申告の承認申請、税務調査の立ち会い、税務署の更正・決定に不服がある場合の申し立てなどを行なうことを指す。税務署類を作成することも業務のひとつ。それらに付随した財務書類の作成、会計帳簿の記帳代行、その他財務に関する業務を担う「会計業務」も含まれる。その他にも、税務訴訟において弁護士とともに裁判所へ出頭。納税者の権利や利益の救済を援助する「補佐人制度」も挙げられる。さらに、事前に納税者からの相談に乗ることや、地方公共団体の外部監査人としての業務、e-Taxなどの電子申告における代理送信も請け負う。こうした税の全般に関するスペシャリストが税理士と言うことになる。