賦課・徴収（フカ・チョウシュウ）

賦課・徴収とは、税金の課税・徴収方法のひとつ。「申告・納税」に対する言葉として用いられる。「賦課」とは国や地方公共団体などにより税金の割当額が決定し、納税義務者へ通知して負担させることを指す。つまり、賦課により課税され、また、国や地方公共団体により税が徴収されるということ。それに対して「申告・納税」では、納税義務者自らの申告によって税額が決定し、国や地方公共団体へ納税することを指す。日本の税には「賦課課税方式」と「申告課税方式」の2種類があり、賦課課税方式の代表的な税は固定資産税、不動産取得税、自動車税・軽自動車税など、申告課税方式の代表的な税は所得税、法人税、消費税、相続税などがある。