不動産所得税（フドウサンショトクゼイ）

不動産所得税とは、不動産所得によって得られた所得に対して課せられる税金のこと。不動産所得とは、土地や建物など不動産の貸し付けによって得られた所得、地上権など不動産の上に存在する権利の設定及び貸し付けによる所得、船舶や航空機の貸し付けによる所得のことを指す。ただし、これが事業所得または譲渡所得に該当する場合は除かれる（別の税が課せられる）。所得を計算する際には、賃貸料収入の他、名義書換料、承諾料、更新料、頭金などの名目で受領した金額、敷金や保証金などのうち、返還を要しないもの、共益費などの名目で受け取る電気代、水道代、掃除代なども含む。必要経費として扱えるものは、固定資産税、損害保険料、減価償却費、修繕費などがある。