アナログ

「アナログ」とは、物やシステムの情報量を連続的に変化している状態として示すこと。反対語・対称語は「デジタル」であり、デジタルの場合は物やシステムの情報をオン・オフあるいは1・2などの2パターンで示している。例えば時計などにもアナログの物があるが、これは、連続した時間を連続した角度で表示されている。他には体温計や体重計などにも、アナログの物がある。アナログはデジタルよりも情報の処理量が多く、瞬間的な情報処理が可能であるが、内部より熱や音などが発生したり、外部から乱れの影響を受けたりしやすいといったデメリットもある。しかし、コンピューターが多く普及され、デジタルでも情報量を多く処理できるようになったため、デジタル化が進んでいるが、レコードやフィルム写真といったアナログ文化に根付くファンも多い。

「デジタル」とは、電気の伝達方法の一種で、0と1でデータを分断し信号を形成し処理することである。「デジタル」に対して、デジタル出現以前から使用されている、連続した信号として処理することを「アナログ」と言う。デジタルは0すなわち無し、1すなわち有りという2パターンで処理するため、雑音（ノイズ）に邪魔されることが少なく、精度が高い。また、０と1と言う単純な信号であるため、処理速度も速いのが特徴。正確かつ迅速なデジタル回路は、コンピューターに使用されている。住宅でも多くのデジタル回路が利用されており、電気温水器やカメラ付インターホン、エアコンと住宅設備のみならず家電にも欠かせない物となっている。